経年によりサインボールのサインが滲んでぼやけてくる現象。
その原因として主張されている説の1つが「ボール革に含まれる油脂とインクの混じり合い」です。
このあたりもご多分に漏れず研究がなされていないため不確定ですが
仮に油脂が原因となると、滲むか滲まないかは「運任せ」としか言いようがないかもしれません。
逆に言えば滲んでしまっても、所有者の保存環境のせいではないともいえるでしょう。
残念ながら、紙と違いボールは「書かれる」ことを想定していないため、そのインクの保持にも自ずと限界があるということを認識しておく必要があるように思います。
※2020年6月19日追記
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