【雑記】グループブレイクから鑑定への直送

前回の投稿に引き続き、今月のSMRから。

トレカの収集形態としてすっかり定着したグループブレイク。

今年の初めにはトップスが著名ブレイカーを招待して大規模なグループブレイク大会を開催しましたし、
PSAのバックログ増加の原因もグループブレイクだと言われるほどあらゆるところで行われるようになりました。

 

そんなグループブレイカーの1人としてSMRで紹介されていたのがアシュリー・ウィルヘルム女史。

彼女は「Pokémon BariBari Japan」名で日本語版ポケモンカードのブレイクを主催されています。

※「BariBari」:パックを開ける時の日本語の擬音(アシュリー談)

主な顧客はアメリカやイギリスなど海外のコレクター。
「日本語なのに?」と思ってしまいますが、ゲームカードのプレイヤーよりもイラストやデザインを楽しむコレクターがほとんどなため、読めなくても問題無いそうです。


SMRが取り上げているのは、彼女のグループブレイクでは参加者の希望に応じブレイク後そのままグレーディングに出せるため。

ブレイカー側には手間が増えますが、参加者にとっては時間の節約と輸送時のダメージリスクの低減(”grading mileage”とでもいうのでしょうか)といったメリットがあるため、歓迎されるサービスではないでしょうか。

 

特に日本にいると「グレーディングマイレージ」が高いことから、アメリカでのグループブレイクに参加し、そのままグレーディングに出せるサービスの利点は大きいでしょう。

以前ご紹介したSGCの高解像度画像の提供のように、利用者の次のアクション(グレーディングに出す、オークションに出品する)に向けたサービスの提供というのも、新たな付加価値なのかもしれません。