【直筆サインを知る】直筆サインのホンモノ/ニセモノを鑑定する会社

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Q.直筆サインの鑑定はどんな会社が行なってますか。
A.PSA/DNA、JSA、BASなどが行なっています。

真贋判断の大きな手段
直筆サインの偽物は今や素人では見極められないレベルにまで達しています。
本物のサインですら、年代によって形が変わったり、また立ってかいているか/座ってかいているか、走り書きしているか/丁寧に書いているかなどによりバリエーションがあるのに、贋作者はそれらをなぞるように精巧に真似します。
それらのデータを生業としてストックし、日々何百と見ている鑑定会社による鑑定は十全ならずとも我々素人が判断するよりも、信頼できるものでしょう。

 

大手は3社
鑑定会社は大手の3社があり、マーケットにも多く出回っています。
以下、設立順にPSA/DNA、JSA、BASを紹介します。
PSA/DNA
PSA/DNA
設立:1998年
トレカやコレクションアイテムのグレーディングをしていたPSAが始めた直筆サイン鑑定会社。

 

JSA(James Spence Authentication)
JSA
設立:2005年
直筆サインコレクターであるスペンス家が立ち上げた直筆サイン鑑定会社。

 

BAS(Beckett Authentication Service)
BAS
設立:2016年
トレカのプライシング雑誌を発行していたBeckettがスタートさせた直筆サイン鑑定会社。

 

直筆サインカードが契機?
PSA DNAもBASもトレカ事業をスタートとしており、その意味では90年代後半に直筆サインカードが爆発的に増えなければ、この2社はなかったのかもしれません。
またBASは元々PSA DNAにいた人物が立ち上げたので、側から見ていても似ているサービスを展開しています。

 

他2社とは違うルーツを持つJSA
JSAはトレカにルーツを持たず、直筆サインコレクターであるスペンス家が立ち上げました。
そのためか、トレカ鑑定会社と組んでサービスを提供することもあり、BGSやSGCと共にサイン入りトレカの鑑定をしたりしています。

 

3社ともWEBで鑑定結果を確認できる
現在3社ともWEBで鑑定結果を確認することができます。
そのため同社鑑定済みアイテムを購入する場合は、事前に鑑定結果を確認しておくのが良いでしょう。