最近のスポーツカードは高級化に伴い、カードの厚さが増す傾向にあります。
それに応じてサプライも様々なサイズが出ていますが、ウルトラプロなどはサイズをポイント数で表示しているため、慣れないとどのサイズが手持ちのカードにフィットするか分かりにくいのも事実でしょう。
そこで以前、Card thickness point gaugeという定規を作成しましたが、
トレーディングカードの厚さを
「ミリメートル」から「ポイント」に変換する
簡易変換プログラム
を作成しました。
※プログラムはページの最下部からダウンロードページに遷移できます。
なお、変換プログラムを使用する為にはエクセルのマクロを使う必要があります。
マクロはエクセルの開発タブから使用するため、
エクセルのリボンに開発タブが表示されていない場合、最初に設定を変更してください。
エクセル「開発」タブの設定
①ホームからオプションを選択
②「リボンのユーザー設定」を選ぶ
③メインタブ欄の「開発」のチェックボックスにチェックを入れ「OK」をクリック
プログラムの使い方
①ダウンロードしたファイルを開くと「セキュリティの警告」が表示されます。マクロを有効にするためには「コンテンツの有効化」をクリックします。
②「開発」タブから「マクロ」をクリック
③マクロ名「カード厚ポイント変換」を実行
④メッセージボックスに
ポイント数を知りたいカードの厚さを
ミリメートル(単位不要。数字のみ)で入力し「OK」をクリック
⑤メッセージボックスにポイント数が表示
測定例
厚さ1ミリメートルのカードの場合、
変換プログラムでは「39.37ポイント」になります。
同じカードを手元のCard thickness point gaugeで測ってみると
35ポイント厚に相当します。
また同様に、厚さ「5ミリメートル」のカードでは
変換プログラムでは「196.85ポイント」となり
同じカードを手元のCard thickness point gaugeで測ってみると
180ポイント厚に相当します。
数ポイントの誤差は生じていますが、1ポイント≒0.0254ミリなので
35PTのカードなら0.1ミリ、
180PTのカードなら0.4ミリの差となります。
この誤差は定規でカードの厚さを図る際の正確さに左右されるものですが、ケース選びでは大きな支障にはならないでしょう。
カードの保管にトップローダーやマグネットホルダーは有効ですが、カードとケースのサイズが合っていなければ充分な保護機能を果たせません。
よりよい保管状態を目指すためには、適切なケースを選ぶようにしたいものです。