経緯
本件は、関連当事者が若干入り組んでいるので、以下の関係図を見ながら時系列で追っていきます。
フォロワーがリラードにスポーツオートグラフ社がオークションに出品した直筆サイン(以下「疑惑サイン」)が本物か質問。【関係図①】
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リラードは偽物とツイート。【関係図②】
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別のフォロワーが再確認
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リラードの判断変わらず。
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スポーツオートグラフ社、疑惑サインを取り下げ。
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疑惑サインはベケットが本物と鑑定していた。【関係図⓪】
下赤丸部分
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ベケットがリラードに5点のサインを示し、本物か確認(リーフ社発行サインカード含む)【関係図③】
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リラード回答せず。
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リーフ社が疑惑サインは本物とツイート。
根拠:リラードとの独占契約を結んでいたときのサインと同じと判断【関係図④】
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リラード反応せず。
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リーフ社、何故かリラードが一連のツイートを削除したと誤認。
削除したことはリラードが誤りを認めたことであるとツイート。
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スポーツオートグラフ社、疑惑サインを再出品。
本件の各当事者の結論
ダミアンリラード:疑惑サインが偽物とツイートした後沈黙
スポーツオートグラフ社:リラードに対し、「サインの真贋はベケットがしているのだからベケットと話してくれ。うちは再度出品するよ」として出品
リーフ社:リラードがツイートを削除したと誤認し、勝利宣言。スポーツカードラジオとの遺恨残る?
ベケット:リラードに質問を投げかけたまま終了。
リラードはツイートを消していない
まず、確認しておきたいのはリラードはツイートを削除していないということ。
本件は2017年当時のツイートのやりとりですが、
本ブログに引用しているリラードのツイート画像はこの記事を書いている時(2019年)に新たにスクショしたものです。
そのため、リラードは自分の判断が誤ったと判断したというよりも、必要なことは言ったのであとは放置したとみるのが正しいでしょう。
スポーツオートグラフ社の態度
今回最も腑に落ちないのはスポーツオートグラフ社の態度です。
自らの販売している商品の真贋に疑義が残されている(しかも本人からの指摘)にもかかわらず、その疑義を解決することなく、鑑定人であるベケットに責任を丸投げして販売を再開しています。
リーフ社の対応
リーフ社がリラードのツイートについて誤認していることはスポーツカードラジオからも指摘されていますが、リーフ社は特にそれについて見解を出しておりません。
むしろ、この一件においてスポーツカードラジオとの確執が生じ、後に発生するドンチッチの真贋議論にてそれが決定的になったのではないかと見ています。