Q.ジャージーカードなどの貼り間違えを防ぐため、メーカーで行なっていることはありますか。
A. ジャージー生地の裏面に選手名などを記載しています。

 

ジャージーカードの作成工程

 

まずはパニーニが公開しているジャージーカードの作成プロセスの動画を見てみましょう。

※クリックでYouTubeにリンクします。

 

この動画のこのシーン。

ジャージーに貼り付けている紙に何か印刷されているのがわかるでしょうか。

これには「選手の名前」と「ジャージーの色」等が印刷されています。

 

そしてジャージーをカード窓のサイズに裁断したあと、選手名を記した小袋にいれて、次のプロセスに引き渡します。

※文字が読みやすいよう画像をひっくり返しています。

 

 

 

簡単な実験

お手元にパニーニのジャージーカードの裏側にも選手名が印刷されているはずです。

 

試しに確認してみましょう。

 

カードの表側からマグライトで光を当ててみると・・・

（カードの裏側から光を当てると文字が読み取り難くなります）

 

Anthony Bennett

 

Eric Dickerson

 

Ignacio Abate

 

Dele Alli

画像では見えにくいですが、肉眼だともう少し明確です。

 

【注意】
もし、実際に行う場合は以下の点に注意が必要です。
①強い光により多少なりともカードがダメージを受ける恐れがあります。
②ライトの光を眼に直接当てないでください。

 

 

 

それでも間違えは起きる

 

ここまでしていても、貼り間違えは発生します。

「スポーツカードラジオ」が伝えるところによると
トニー・ロモのジャージーカードから剥がれたジャージー生地をみていると・・・

それはダック・プレスコットのジャージーでした。

 

 

 

パニーニ以外はなし

パニーニでは競技問わず、この方法が採用されているようです。

一方で、パニーニ以外のメーカーでは、私が見た限りこのような文字は見当たりませんでした。