【実使用】実使用アイテムで偽物を掴むリスクを下げるためにできること

フロリダのディーラーの事件でも明らかなように、偽物の実使用（GU）アイテムはそれらしく使用感を付けて販売されます。

鑑定家ではないコレクターが偽物を掴まないためにできることは何でしょうか。

以下では、少しでもリスクを減らすために、我々素人でもできることを列記します。

①極力、「鑑定済み」を選ぶこと
言うまでもなく、プロの鑑定を経たもののほうが偽物のリスクは低減できます。

②鑑定機関の解説を学ぶこと
GUアイテムの鑑定を行っているPSAなどは、それぞれのサイトで大なり小なり鑑定に関する解説ページを持っています。
PSAのように選手別でGUバット、Autoを解説しているサイトもあるので積極的に見るようにしています。

③ Manufacturer Characteristics とPlayer Characteristicsをチェックすること

実使用バットの鑑定①、②、③で書いたように、実使用アイテムにはそれぞれ選手毎の特徴があります。
勿論プロの鑑定人にしか分からないものもありますが、他方、素人でも何となく見分けられる特徴もあります（バットのグリップやジャージーのメーカーなど）。

そのような点も自分で考え、自分なりの判断をしてみるようにしています。

④オークションハウスが出品しているものを見ること
ここでいうオークションとはebayではなく、Heritage AuctionやGoldin Auctionなどをいいます。
彼らはオークショナーとしてGUアイテムの来歴やポイントを明記しており、同じようなアイテムを見るときに参考となる情報も少なくありません。

また以下のように具体的に鑑定方法を示してくれていることもあります。
これらの方法を如何に他のアイテムに応用できるかを考えてみることも訓練になりますね。

⑤オークションハウスが出品しているアイテムのLOAの発行者を見ること
カードと違い、GUアイテムの鑑定機関はどこが信頼できるのかよく分からないものです。
そのため、私は

「どの鑑定機関が発行しているLOAをオークションハウスが採用しているか」

を、鑑定機関の良し悪しの判断基準の1つとしてあります。

いくつか例を挙げてみます。