【直筆サインを買う】直筆サインカードの発行会社(MLBカードメーカー変遷)

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Q.MLBの直筆サインカードを発行しているメーカーはどこですか?
A.現在のMLBカードの発行ライセンスはTopps社が保有し、カードを発行しています

米国トレカ業界の仁義なき闘い
NBAやMLBのスターの直筆サインが欲しい!
でも偽物か本物か判断つかない!!
という皆さんにこのブログではトレカの直筆サインカードをお勧めしているのですが・・・アメリカのトレカ業界は様々なメーカーが入り乱れて厳しい生存競争を繰り広げています。
結局「よう分からん‼︎‼︎」となっては元の木阿弥。
そこで、MLB、NBAのトレカについて直筆サインカードを中心に主要メーカーの栄枯盛衰の歴史を紐解きつつ、お話ししていこうと思います。

 

うろ覚えMLBトレカメーカー変遷史

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現在はトップスがライセンス独占
2019年現在、MLBトレカはToppsが独占的に発行ライセンスを有しています。
そのため、MLB選手(時に独占後のデビュー選手)の最新の直筆サインカードはToppsから出ています。
しかし、後ほど述べるようにMLBロゴなしでリリースされている直筆サインカードもあります。

Upper Deck、Fleerの新規MLB直筆サインカードは無し
Upper DeckはMLB発行ライセンスを喪失しているため、現在はMLBトレカを発行していません。またFleer/Skyboxも同様です。
しかし、ライセンス喪失前に発行された直筆サインカードなどは今でもオークションなどで取引されています。

ライセンス無しの苦肉の策「チーム名無し」、「写真無し」
MLBのライセンスが無いとMLBカードを発行できない訳ですが、これは「MLBが権利を有する名称などを使用できない」ということです。
そこでパニーニはMLBの権利を使用せずにMLB選手のカードを発行し始めました。
というのも、カードにMLBの名称、ロゴ、チーム名が記載されていないカードを発行しているのです。
ただ、選手の写真はカードに使いたいのでメジャーリーグ選手会(MLBPA)とはライセンス契約を結んでいます。
更にライセンス関連を取得していない、つまり写真すらない直筆サインカードもあります。
ライセンス状況
ルーキーの鑑定眼に自信があるならボウマンクローム
大谷選手の直筆サイントレカが2000万円を超えたというニュースをご覧になったことはあるでしょうか。
このカードが封入されていたのがToppsが出している「ボウマンクローム(bowman chrome)」というブランドです。
“home of rookie card”を掲げている通り、新人に特化したブランドでルーキーカードの中で最も人気があります。
大谷選手のように期待の新人は当初から高値が付きますが、下線:入団当初は全く無名だった選手が2〜3年目に化けると、ボウマンクロームの直筆サインカードが最も高騰します。
日本のオークションなどにも出品されてますので、もし注目しているルーキーがいるならボウマンクロームの直筆サインカードを購入して成長を見守るのも楽しいでしょう。