Q.日本国内で直筆サインカードを発行している会社はありますか?
A.今流通量が多いのは「ベースボールマガジン社(BBM)」と「エポック社」です。
「直筆サインがマーケットに出るまで(その2)」で企業が直筆サインを販売するルートをお話ししました(ルート3)。
そのルートのうち「トレーディングカード(トレカ)での発行・販売会社についてお話しします。
今回は国内スポーツです。
現在は「BBM」と「エポック」が大手
過去には色々なメーカーが参入したスポーツトレカしたものの、今はベースボールマガジン社とエポック社がメインです。
プライマリーマーケットはパック売りですが、ここではセカンダリーマーケットでカード(シングルカード)を買う前提でお話しします。
ベースボールマガジン社
日本で直筆サインカードを本格的に導入した草分けです。
アイテム数はプロ野球が一番。
シーズン中はリーグ横断的なブランドの他、チーム別のブランド、シーズンオフには企画物的な引退選手の直筆サインも網羅したブランドを出しています。
カードでは一番人気
カードでは他社よりもBBMのほうが人気があるように思います。
やはり老舗の信頼感があるのでしょう。
特にルーキーの直筆サインではブランド間で結構差が出る傾向があります。
読売ジャイアンツ現役選手の直筆サインカードは無し
基本的に読売巨人軍のトレカには現役選手の直筆サインはありません(過去には1度だけ実現)。
他チームで直筆サインカードが出ていた選手でも、巨人に移籍後はリリースがなくなります。
そのため、他チームに在籍経験のある巨人選手の直筆サインが欲しい場合には他チーム在籍時の直筆サインカードを探してみましょう。
エポック社
後発ながら存在感を出してきているのがエポック社。
BBM同様リーグ横断的なブランドの他、チーム別も出しています。
直書きカードも多い
現在BBMの直筆サインカードはシールサイン(直筆サインが書かれた専用シールをカードに貼る)が主流なのに対し、エポック社は直書き(カードに直接サインする)も多いイメージがあります。
直書きはシールの枠に制限されないので、伸び伸びとしたサインが期待できます。
エポック社の直筆サインカード例
![Epochauto](https://i0.wp.com/sign-give.me/wp-content/uploads/2019/05/1B18388B-2411-4A4B-8550-2B58E541297E.jpeg?resize=213%2C300&ssl=1)
-エポック梨田選手直筆サイン
BBM社の直筆サインカードは「直筆サインアイテム①トレカ」を参照して下さい。
他にも・・・
過去にはKONAMIが直筆サインカードを出していたり、また現在でもサッカーなどでは球団が独自の直筆サインカードを出していたりします。
![Konamiauto](https://i0.wp.com/sign-give.me/wp-content/uploads/2019/05/750DCDCD-D6AC-4385-A873-B0E1C0A894E8.jpeg?resize=300%2C209&ssl=1)
-コナミ社製直筆サインカード
![Numberauto](https://i0.wp.com/sign-give.me/wp-content/uploads/2019/05/9CDC42C6-BFFE-419C-97AA-CD5205EAC48E.jpeg?resize=212%2C300&ssl=1)
-Number製直筆サインカード
![Frontierauto](https://i0.wp.com/sign-give.me/wp-content/uploads/2019/05/0379076B-7FC5-4DA5-A0B0-E34539329759-213x300.jpeg?resize=213%2C300&ssl=1)
-フロンティア社製直筆サインカード
![Sakuradoauto](https://i0.wp.com/sign-give.me/wp-content/uploads/2019/05/9AC3E891-4AFB-4D8A-96AB-4C879F0B3D05.jpeg?resize=212%2C300&ssl=1)
-さくら堂製直筆サインカード
初めてだと見たことのない企業の直筆サインカードとプライベートサインの見分けが難しいかもしれませんが、「直筆サインがマーケットに出るまで」その1、その2でお話したような点に着目して品定めしてください。