Q.トレカの直筆サインにはどんなメリットがありますか?
A.「直筆サインの真正性」「市場の成熟度」「保管管理の容易さ」があります。
管理人が直筆サインの入門編としておススメするトレーディングカード(トレカ)。
まずはトレカ自体から説明していきましょう。
トレカとは何か
統一サイズのカードに、スポーツ選手やアイドル、キャラクター等を印刷した蒐集アイテムです。
トレカのなかの直筆サインの位置付け
直筆サインは「インサートカード(広義)」に位置付けられています。
「インサートカード」とは通常のカード(レギュラーカード)より手に入れにくく、所謂当たりといわれるものです。
プライマリーマーケットでの販売形態
トレカは数枚1組で「パック」に入れられて販売されてます。パック内のカードはランダムで、何が入っているか開けるまでわかりません。
-2019 Topps Baseball Pack
直筆サイントレカは24パックに1枚などの確率のためパック単位での購入で当てるのはやや困難です。
そのため目当ての選手がいる場合はパック買いよりネットオークションなどのセカンダリーマーケットでカード自体を購入したほうが、(経験上)予算を抑えられます。
直筆サイントレカのメリット①:真正性
これまでも書いたように直筆サインが本物であることの確認しやすさがトレカの利点です。
販売会社が選手のサイン風景を公開することもあります(トップ画像参照)。
直筆サイントレカのメリット②:マーケットが確立
直筆サインのなかではトレカは最も確立したマーケットの1つであり、買うのも売るのも容易です。
また相場もあるため価格比較もできます。
直筆サイントレカのメリット③:保管が容易
トレカは嵩張らず、サインの状態を維持するための暗所の確保も容易です。
保管のためのトレカ専用アルバムやケースなど収集用品も充実しています。
これらはミントプラス(カテゴリー:収集用品)やカードファナティク(カテゴリー:ウルトラプロ)などの専門店なら取り揃えられてます。
-カードアルバム、マグネットホルダー、トップローダー(UltraPro製)
カードの見方
-2007年 BBM 桑田真澄 直筆サインカード
A)シリアルナンバー:発行枚数を分母とし、そのカードの固有番号を分子として表記
B)証明文言:選手本人の直筆サインであると証明する文言
C)カードブランド名(シリーズ名):商品名
D)発行年/販売会社
E)エンボススタンプ:偽造防止の刻印(海外カードでは減少傾向)
注意点①:ブランドによる値段相違
同じ選手の直筆サインでもブランドにより値段が違います。
例えばMLBの新人選手の場合、TOPPS社のブランド「bowman chrome」が圧倒的人気で他ブランドより高く取引されています。
単に直筆サインが欲しいだけならこれらのブランドを避けるのも1つの方法ですから、比べてみましょう。
-2012 Bowman Chrome ダルビッシュ有直筆サインカード
注意点②:カードの「厚み」
海外カードで顕著ですが高級感を出すため近年カードの厚さが増してます。
これらは独特の厚みのため、カード専用の収集用品以外でフィットするものがなかなかありません。
セカンダリーマーケットでは売り手がサイズに合うケース(トップローダー、マグネットホルダー)に入れてくれるはずですが、無い場合には上述の専門店で探してみてください。
注意点③:所有サインの画一化
特定の選手に絞って集めていくと、デザインは違ってもサインは同じというトレカが増えていくことになります(例外はありますが)。
そのため収集が単調になりがちで、変化がないと単なる惰性に成り下がっていくおそれも。
-Adam Keefe Skybox Autographics
このあたりから他の直筆サインアイテムにも蒐集を広げていくのも良いでしょう。
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