【直筆サインを知る】直筆サインにセロハンテープが貼られている理由

 

Q.直筆サインの上にセロハンテープが貼ってあるものを見かけますが、あれは何故ですか?
Aサイン保護目的だったのでしょうが、かえってサインを傷めるリスクがあります。


ときおり、インデックスカードやボールの直筆サイン部分の上にセロハンテープが貼ってあるものを見かけます。

サインの保護のためなのでしょうが、具体的にどういう効果/影響があるのでしょうか。サインとセロハンテープの関係について明示しているサイトは発見できなかったので、いろいろ調べてみました。

 

 

直筆サインにセロハンテープを貼る理由

セロハンテープに直筆サインを貼る目的は「直筆サインの保護」、特に「スレ」や「ヤケ」の防止を狙っていることが多いようです。

このなかで注目したのはサインのヤケ防止。
もし紫外線対策なら、テープにUVカット処理がなされてなければあまり意味がありません。

UV以外にヤケの原因があるのでしょうか。

 

 

オゾンがサインヤケの原因

調べてみるとインクの分子構造を空気中のオゾンが破壊することにより、インクが痩せて、サインヤケが起きるようです。

出典:IT Media  

確かにセロハンテープを貼ることでサインが空気に触れる可能性は低くなるため、オゾンによるヤケを防ぐ効果は得られそうです。

 

 

セロハンテープの劣化は大問題

しかし、オゾンによる劣化防止の効果以上に、セロハンテープには問題がありそうです。

それはセロハンテープ自体の劣化。

古いセロハンテープが茶色く変色し、粘着剤が剥離したり、テープが湾曲してきたりするアレです。

セロハンテープは経年劣化により接着剤が流動化します。流動化した粘着剤はサインに浸透し、サインおよび紙にダメージを与えてしまいます。

参考https://www.library-archives.pref.fukui.lg.jp/fukui/08/m-exhbt/201106AM/201106.html

最悪、粘着剤にインクが同化し、粘着剤を剥がしたらサインも剥がれるということもあるそうです。

 

また修復しようにもエラいことになっていることも。

 

 

セロハンテープでの保護はダメ

サインを保護するつもりで貼ったセロハンテープが、テープの劣化によりサインを痛めてしまうのでは元も子もありません。

セロハンテープが貼られている直筆サインを購入するときには、そのリスクをよく検討しましょう。

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