Q.手本となる直筆サインの形はどこで確認できますか。
A. PSAのサイトや書籍で確認できます。
シャックサインのバリエーション?
以下の表はblowoutフォーラムに投稿された、
トレカにおけるシャキール・オニールのサインのバリエーションです。
結構いろいろあります。
更に
トレカ以外では上記のリストには無いバリエーションも。
私は「ニコちゃんシャック」と勝手に呼んでます。
このようにバリエーションが多いと、「どれが本物なんじゃー!」と迷いますよね?
そんなときに役立つのが直筆サインのレファレンス資料。
どのバリエーションが本物として扱われているか、調べることができます。
以下では3つのレファレンスをご紹介します。
PSAサイト(各種スポーツ、エンタメ、政治、文化)
PSAのサイトで同社が本物と鑑定したオートグラフを閲覧可能です。
<使い方>
PSAのサイトで「FACTS」から「Autographs」を選択
スポーツジャンルを選択
選択できるジャンル
選手名を入力し、該当選手のパネルをクリック
オートグラフの実例と各種説明が表示されます。
<特長>
PSAサイトの特長は掲載しているサイナー数の多さ。
また1人当たりの実例数やパターン数も豊富です。
これらの資料を無料で閲覧できるので、もっとも使用頻度の高いレファレンスです。
書籍『Baseball Hall of Fame Autographs』Ron Keurajian著(MLB HOF)
野球殿堂入りした選手の直筆サインを網羅した書籍。
選手毎に
サインの説明、サインのサンプル、偽物の説明(及び偽物のサンプル)が掲載されています。
マイナーなHOFerの直筆サインもしっかり解説されています。
個人的には必携。
ちなみに本書は改訂版が出ています。
違いは
旧 版(赤表紙):安い、kindleあり
改訂版(青表紙):高い、kindleなし、旧版後のHOFer追加
ちなみに私は旧版を使っています。
書籍『50 Most Forged Sports Autographs』(マルチスポーツ)
有名選手の偽物サインを集めた書籍。
掲載選手は次の通り。
選手毎に
平面の偽物サインや立体物の偽物サイン、そして存在が確認できている場合はセクレタリーサインなどが掲載されています。
選手別での注意ポイントや、fakeの種類が記載されているため、特に特定の選手のサインを収集する際には役立つでしょう。
しかし、紙媒体しかないため入手し難く、値段も高めのため、優先して参照すべき資料ではありません。
まずはPSAサイトでのサイン検索ができるようになっていれば、疑問に感じたサインを調べる「取っ掛かり」は得られるようになるではないでしょうか。